まずはこの世界びっくり写真から。
11月終わりの話。
Terry Bozzio, Pat Mastelotto, Tony Levin そしてAlan Holdsworthというあり得ない組み合わせの
ライブを観に行った。上の写真はTerry Bozzioのドラムセット。なんなんだ?これは。特殊舞台装置?いや、これは、祭りだ!奇人変人が集う祭りだ!
こんなウソみたいな組み合わせで何をやるのかと思っていたら、蓋を開けてみたら完全即興だった。各人の卓越した技量はものすごいものはあった。だがしかし、あまりにも完全即興なのでアタリハズレがでかいのかもしれない。それでもライブとして成り立たせていたのは、Pat Mastelottoのその場に繰り広げられる音を紡いで曲を構築していくという意志と能力のおかげだったのではなかろうか。こんな面子が並んでしまっていたので目立たない役回りになるかと思いきや、一番活躍したのはPatだろう。一番他のプレーヤーに音で呼応しながら、相手を立ててもいた。そしてTony Levin。彼もこういう場でもちゃんと構築していけるタイプのミュージシャンだった。もちろん圧倒的な存在感の音色とフレーズのAlan Holdsworthや、多彩な音と技を繰り出していたTerry Bozzioもすごいんだけどね。
帰り際にチケット予約特典として当日の写真をくれた。更に欲しかったTony Levinのアルバムが売っていたので買って、 Pat Mastelottoに感動したので彼が参加してるアルバムも買ったら、サイン会に参加できるとの事でサインをしてもらった。アーティストにサインしてもらうなんて何年ぶりの事だろう?