先日インターネット上でたまたまみつけた
山ボード研究会のビーコントレーニングに急遽参加してみた。
ここでいうビーコンとは雪崩等にあった時にそこから発する電波を頼りに捜索する為の道具。バックカントリーに入る際には必ず身に付けるべきものだが、実際にビーコンを使う機会はそう滅多にあるものではない。というかそういう機会に会わないように行動をするべきだし、そう心がけている。幸運な事に今まで使わなくてはならない状態になった事はない。だがしかし使用経験が乏しいといざという時に充分に使いこなせていないということになる。そういう事態の時は一刻を争う事態なので、使いこなせていないということは文字通り命取りとなる。ということでこういうトレーニングに参加して練習をしておくのは重要なんだなと思うわけですよ。
秋晴れの代々木公園で大勢のオトナがピコピコ音を鳴らしながら歩き回り枯葉を掘り起こしたりして色々なシチュエーションを試してみた。最新のビーコンの高機能っぷりに圧倒されもしたし、今持っているモノの効果的な使用方法も学べた。
で、メモ。
・やはり使用方法やコツなど色々忘れてしまっているので、こまめにトレーニング。
・道具の使用に自信を持てないと、自信を持った行動が出来ない。
・いざという時に冷静になれる要素を準備しておくべきである。
・最新のビーコンには複数捜索の際に効果的な機能がある。
・2本アンテナのモノでも使いこなせば複数捜索は可能。
・捜索済みマークを付けれないモノだと同じ所に複数埋まっていた場合に捜索漏れが起こる可能性がある。
・ビーコンは壊れることがある(実際今回壊れてた人がいた)ので要チェック。
・ビーコンの動作チェックは山道の入り口ではなく、電池切れ故障などのバックアップが利く所で。