2008年1月14日の話。
この日も
Banya Craftのツアーで小谷の奥の方へ。先日のツアーでご一緒した方々や、我々のいつものメンバーといった感じに大半が知ってる方々だった。
冬季は除雪もされていない道路から林道につながる道をさくさくと登るり林に入っていく。穏やかな空気に囲まれた雪の中の林。
そうこうする間に今回のツアーの山場の一つ、川越えのポイントに到着した。目的の山を登るためには川を越えなければならない。浅い川だがスキーブーツに浸水でもしたらこの後の行程に支障が出る。なので濡れずに渡れそうな所を探す。
スキーを対岸に投げて、落ちていた丸太を浅くて対岸も登れそうなところに置いて、ストックでバランスを取りながらその上を歩いて渡る。凍りかけている丸太が水に濡れていて、その上を硬い靴底のスキーブーツで乗っかるので、非常に滑りやすい。そこを慎重にバランスを取りながら渡る。丸太が曲がっているので、イマイチ安定はしていないがこれ以外に方法はなさそうだった。
これを一人ずつ順番に渡る。皆誰か川に落ちないかと期待しながらカメラを構えて見守る。結局無事誰一人として川に落ちることなく渡りきる事が出来た。
なかなかこれはこれで盛り上がった。
この川を渡ったところから登り斜面も急になっていく。
つづく。